衛生管理者試験に出題されるホルモンの覚え方を紹介。
衛生管理者で出題されるホルモンとその働きの覚え方
衛生管理者試験で出題されるホルモンの覚え方は、『分泌器官・ホルモン・作用』の組み合わせになります。
「ホルモンとその働き」とは・・・人体には様々なホルモン分泌器官があります。ホルモンにはそれぞれの働きがあり、ホルモンの働きによって人体の機能を調整しています。
ホルモンと分泌器官とその働きの組み合わせについてしっかりと覚えましょう。
ホルモンとその働き
衛生管理者試験に頻出するホルモン『分泌器官・ホルモン・作用』についてを紹介します。
衛生管理者試験のホルモンに関する問題は、『分泌器官・ホルモン・作用』の組み合わせを覚えておけば得点することが可能です。
分泌器官 | ホルモン | 作用 |
---|---|---|
甲状腺 | 甲状腺ホルモン | 物質代謝・発育成長・神経系の機能促進 |
副甲状腺 | パラソルモン | カルシウムの再吸収・リン酸の排泄促進 |
副腎皮質 | コルチゾール | 糖分の代謝・血糖値上昇 |
副腎皮質 | アルドステロン | 体内水分・無機質の新陳代謝・血中の塩類バランスの調節 |
副腎髄質 | アドレナリン | 血管収縮・血圧上昇・血糖値上昇 |
膵臓 | インスリン | 血糖量の減少 |
膵臓 | グルカゴン | グリコーゲン分解・血糖量の増加 |
松果体 | メラトニン | 睡眠の促進 |
十二指腸 | セクレチン | 消化液の分泌促進 |
胃 | ガストリン | 胃酸の分泌促進 |
ホルモンの覚え方のポイント!
衛生管理者のホルモンについて、10項目紹介しましたが聞きなれない用語で覚えることが出来ない!
そんな時におすすめなホルモンの覚え方は、オンライン講座!
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衛生管理者の過去問【ホルモンのはたらき】
衛生管理者試験の過去問で『ホルモンのはたらき』に関する出題を確認しましょう。
過去問を確認する時に注意することは、あくまでも年間何十回も開催される衛生管理者試験の一部公表された過去問だということです。
過去問で毎回出題されているからと言って、あなたの衛生管理者試験の回で出題されるとは限らない!
公表された過去問を完璧に勉強した方の衛生管理者試験結果は『衛生管理者試験が変わった!過去問だけやっていると問題解けない』で書いていますので参考にして下さいね。
衛生管理者!ホルモン《2018年10月過去問出題》
2018年10月の衛生管理者過去問掲載のホルモンとその働きの問題!
【問42】ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
----ホルモン----内分泌器官----はたらき
- コルチゾール---副腎皮質---血糖量の増加
- メラトニン----副腎髄質---体液中の塩類バランスの調節
- パラソルモン---副甲状腺---体内のカルシウム量の調節
- インスリン----膵臓-----血糖量の減少
- グルカゴン----膵臓-----血糖量の増加
解答・解説を表示する
解答(2)
解説:メラトニンは、松果体(しょうかたい)で分泌されて「睡眠の促進」を促すホルモンですね。ホルモンの一覧表を覚えていれば、解答できる問題になります。
衛生管理者!ホルモン《2019年4月過去問出題》
2019年4月の衛生管理者過去問掲載のホルモンとその働きの問題!
【問42】ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
----ホルモン----内分泌器官----はたらき
- セクレチン-----十二指腸---消化液分泌促進
- アルドステロン---副腎皮質---血中の塩類バランスの調節
- パラソルモン----副甲状腺---血中のカルシウムバランスの調節
- インスリン-----膵臓-----血糖量の増加
- ガストリン-----胃------胃酸分泌刺激
解答・解説を表示する
解答(4)
解説:インスリンは、膵臓で分泌されて血糖量を『減少』するホルモンですね。血糖量を『増加』させるホルモンは、グルカゴンになりますよ。
衛生管理者!ホルモン《2020年10月過去問出題》
2020年10月の衛生管理者過去問掲載のホルモンとその働きの問題!
【問42】ホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
----ホルモン----内分泌器官----はたらき
- コルチゾール----副腎皮質---血糖量の増加
- アルドステロン---副腎皮質---血中の塩類バランスの調節
- パラソルモン----副腎髄質---血糖量の増加
- インスリン-----膵すい臓---血糖量の減少
- メラトニン-----松果体----睡眠の促進
解答・解説を表示する
解答(3)
解説:パラソルモンは、副甲状腺で分泌されて『体内のカルシウム量の調節』するホルモンです。副甲状腺やら副腎髄質とか、分かりずらいですが、ホルモンの組み合わせを覚えておけば確実に得点できる問題です。
各項目の過去問を『衛生管理者試験(第1種・第二種) の過去問題解説!』にまとめています。ホルモン以外の過去問を確認してみて下さい。
衛生管理者試験のホルモンについて【まとめ】
衛生管理者試験では、『分泌器官・ホルモン・作用』の組み合わせを覚えていきましょう。
分泌器官 | ホルモン | 作用 |
---|---|---|
甲状腺 | 甲状腺ホルモン | 物質代謝・発育成長・神経系の機能促進 |
副甲状腺 | パラソルモン | カルシウムの再吸収・リン酸の排泄促進 |
副腎皮質 | コルチゾール | 糖分の代謝・血糖値上昇 |
副腎皮質 | アルドステロン | 体内水分・無機質の新陳代謝・血中の塩類バランスの調節 |
副腎髄質 | アドレナリン | 血管収縮・血圧上昇・血糖値上昇 |
膵臓 | インスリン | 血糖値低下 |
膵臓 | グルカゴン | グリコーゲン分解・血糖値上昇 |
松果体 | メラトニン | 睡眠の促進 |
十二指腸 | セクレチン | 消化液の分泌促進 |
胃 | ガストリン | 胃酸の分泌促進 |