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衛生管理者試験対策!脳の構造とその働きの覚え方【労働生理】

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受験者
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衛生管理者の脳の覚え方を教えて下さい。

衛生管理者試験に出題される脳の構造と働きについて覚え方を紹介。

衛生管理者で出題される脳の構造とその働きの覚え方

衛生管理者で出題される脳の構造とその働きの覚え方
衛生管理者試験で出題される脳の構造とその働きの覚え方は、『脳と神経系とその働き』になります。

「脳の構造とその働き」とは・・・脳はいくつかの部分に分かれており、それぞれ様々な役割を担っています。また脳は、末梢神経と繋がって情報をやり取りすることで、知的・身体的活動や生命機能を維持しています。

衛生管理者合格に向けて、脳の構造とその働きについてしっかりと覚えましょう。

脳の構造とその働き

脳の構造とその働き
衛生管理者試験に頻出する『脳と神経系とその働き』について紹介します。

脳の構造とその働きは非常に複雑・精巧で多岐に渡ります。

《脳と神経系とその働き》

中枢神経系 大脳 外側が皮質(灰白質)、内側が髄質(白質)からなり、皮質は様々な感覚(知覚、聴覚、視覚、味覚、運動、言語)の中枢。脳全体の80%を占める。
小脳 延髄と橋の内側にあり、平衡感覚、運動感覚の中枢。脳全体の10%を占める。
脳幹 三叉神経、顔面神経
延髄 自律神経や呼吸の中枢
中脳 大脳、脊髄および小脳の中継場所。眼球運動の中枢
間脳 視床(嗅覚以外の知覚の受け入れ場所)と視床下部(体温調節、睡眠、覚醒、水分調節などの中枢)に分かれる。
脊髄 中心部が灰白質、外側が白質。脳と末梢器官の間の伝道作用がある。脳の判断を待たない反射作用もある。
末梢神経系 体性神経 感覚神経 感覚器官からの情報を中枢に伝える。
運動神経 中枢からの命令を運動器官に伝える。
自律神経 交感神経 身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加したり、消化管の運動を抑制する。
副交感神経 交感神経とは逆に、身体をリラックスさせる働きがある。

《交感神経と副交感神経の違い》

血管 血圧 瞳孔 心拍 消化
交感神経 収縮 上昇 拡大 促進 抑制
副交感神経 拡張 下降 縮小 抑制 促進

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脳の構造については、神経系の働きと合わせて覚えないといけないので大変!

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衛生管理者の過去問【脳】

衛生管理者の過去問【脳】
衛生管理者試験の過去問で『脳』に関する出題を確認しましょう。

紹介するの3回分の脳・神経系に関する過去問

  • 2018年10月出題された脳の過去問
  • 2019年10月出題された脳の過去問
  • 2021年4月出題された脳の過去問

公表問題で頻出している『大脳の内側の髄質』だけ覚えていると、実際の衛生管理者試験時には通用しなく不合格になっちゃうよ!

衛生管理者!脳《2018年10月過去問出題》

2018年10月の衛生管理者過去問掲載の脳の構造とその働きの問題!

【問37】神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 神経系は、中枢神経系と末梢神経系に大別され、中枢神経系は脳と脊髄から成る。
  2. 大脳の髄質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
  3. 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
  4. 交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加したり、消化管の運動を抑制する。
  5. 体性神経には、感覚器官からの情報を中枢に伝える感覚神経と、中枢からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。
解答・解説を表示する

解答(2)
解説:(1)(2)(4)(5)覚え方を紹介した項目から出題されていますね。(3)神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、1個の細胞から1本の軸索と多数の樹状突起とから成っており、ニューロンと呼ばれます。

衛生管理者!脳《2019年10月過去問出題》

2019年10月の衛生管理者過去問掲載の脳の構造とその働きの問題!

【問37】神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 神経系は、中枢神経系と末梢神経系に大別され、中枢神経系は脳と脊髄から成る。
  2. 大脳の内側の髄質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
  3. 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
  4. 神経系は、機能的には、体性神経と自律神経に分類され、自律神経は更に交感神経と副交感神経に分類される
  5. 体性神経には、感覚器官からの情報を中枢に伝える感覚神経と、中枢からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。
解答・解説を表示する

解答(2)
解説:(1)(2)(4)(5)紹介した頻出項目から出題されています。(3)神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、1個の細胞から1本の軸索と多数の樹状突起とから成っており、ニューロンと呼ばれます。

衛生管理者!脳《2021年4月過去問出題》

2021年4月の衛生管理者過去問掲載の脳の構造とその働きの問題!

【問35】神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞体、1本の軸索及び複数の樹状突起から成り、ニューロンともいわれる。
  2. 体性神経は、運動及び感覚に関与し、自律神経は、呼吸、循環などに関与する。
  3. 大脳の皮質は、神経細胞の細胞体が集まっている灰白質で、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
  4. 交感神経系と副交感神経系は、各種臓器において双方の神経線維が分布し、相反する作用を有している。
  5. 交感神経系は、身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加させたり、消化管の運動を亢進する。
解答・解説を表示する

解答(5)
解説:(1)神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、1個の細胞から1本の軸索と多数の樹状突起とから成っており、ニューロンと呼ばれます。(2)~(5)紹介した頻出項目から出題されています。

 
各項目の過去問を『衛生管理者試験(第1種・第二種) の過去問題解説!』にまとめています。脳以外の過去問を確認してみて下さい。

衛生管理者試験(第1種・第二種) の過去問題解説!スマホで勉強可第1種衛生管理者と第二種衛生管理者の過去問を解説!衛生管理者(第1種、第二種)の合格に必要なよくでる論点を解説しながら具体的に過去問をやることにより直感的に衛生管理者の論点が理解できまる。...

衛生管理者試験の脳について【まとめ】

衛生管理者試験では、『脳と神経系とその働き』を覚えていきましょう。

《脳と神経系とその働き》

中枢神経系 大脳 外側が皮質(灰白質)、内側が髄質(白質)からなり、皮質は様々な感覚(知覚、聴覚、視覚、味覚、運動、言語)の中枢。脳全体の80%を占める。
小脳 延髄と橋の内側にあり、平衡感覚、運動感覚の中枢。脳全体の10%を占める。
脳幹 三叉神経、顔面神経
延髄 自律神経や呼吸の中枢
中脳 大脳、脊髄および小脳の中継場所。眼球運動の中枢
間脳 視床(嗅覚以外の知覚の受け入れ場所)と視床下部(体温調節、睡眠、覚醒、水分調節などの中枢)に分かれる。
脊髄 中心部が灰白質、外側が白質。脳と末梢器官の間の伝道作用がある。脳の判断を待たない反射作用もある。
末梢神経系 体性神経 感覚神経 感覚器官からの情報を中枢に伝える。
運動神経 中枢からの命令を運動器官に伝える。
自律神経 交感神経 身体の機能をより活動的に調節する働きがあり、心拍数を増加したり、消化管の運動を抑制する。
副交感神経 交感神経とは逆に、身体をリラックスさせる働きがある。