衛生管理者とは PR

衛生管理者の必要性について!職場環境改善で社員の生産性向上

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
担当者
担当者
衛生管理者の必要性を感じません!なぜ必要なんですか

衛生管理者の必要性について!本気で取り組むと社員の生産性が向上するのに勿体ないですね。

この記事の内容
  • 衛生管理者の必要性について
  • 衛生管理者と生産性の関係について
  • 衛生管理者の重要な役割

衛生管理者の必要性!安衛法に記述以外の必要性

衛生管理者の必要性!安衛法に記述以外の必要性
衛生管理者は、4つのメリットがあるので必要性がありますね。

  • 労働安全衛生法に選任義務
  • 社員の生産性向上
  • 健康経営
  • メンタルヘルス対策

労働安全衛生法に基づき衛生管理者を選任するのは、当たり前なので必要性を感じませんよね。

だけど、安衛法の選任義務以外にも働きやすさや健康保持増進の管理を行うため、健全な企業活動においては衛生管理者の必要性は高いんですよ。

衛生管理者の役割!業務内容について

衛生管理者の役割!業務内容について
衛生管理者の必要性を説明する前に、衛生管理者の役割や業務内容について確認していきましょう。

衛生管理者の役割は、「社員の健康保持」「労働環境」「事業場内の安全衛生」を管理することです。

労働者自身のケアや周囲の労働環境を管理する重要な役割ですね

また、衛生管理者の業務内容は「週1回の職場巡視」「衛生委員会の運営」「健康障害防止の措置」などです。

たとえば、週1回の職場巡視をしている時に、

  • 室内温度が平均より暑い → 空調設備の設置を衛生委員会で提案する
  • 荷物が置かれ道を妨げている → 整理整頓を呼びかける
  • 社員の超過残業が続いている → 産業医と面談させる

など具体的な対策を講じて労働環境の改善を行っていきます。

より分かりやすく衛生管理者の役割については『衛生管理者とは!誰でも分かるように簡単に役割を解説』で説明しています。

衛生管理者の必要性を感じない⁼社員の生産性が低い

衛生管理者の必要性を感じない⁼社員の生産性が低い
衛生管理者の必要性を感じないのであれば、つまり社員の生産性が低いといえます。

なぜなら!衛生管理者が不要 = 労働環境の改善が実行されない = 生産性が上がらない

衛生管理者は、労働環境の改善を実行する立場であり「より良く働きやすい職場づくり」には欠かせない存在です。

  • 労働時間を管理する
  • 健康診断の結果をチェックする
  • 健康障害や有害因子を防止する措置を講ずる

これらの積み重ねで労働障害や不安、疲労やストレスが軽減され社員の生産性が高まります。

つまり衛生管理者が「より良く働きやすい職場づくり」を継続することで、社員の生産性が高まるわけです。

健康経営に衛生管理者は必要性がある

健康経営に衛生管理者は必要性がある
衛生管理者の仕事は、健康経営に直結するもので企業運営にメリットがあります。

経済産業省 健康経営

「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。

つまり健康経営では、従業員が少しでも長く健康に働けるよう、経営の視点から制度や施策を実行していかなければなりません。

そこで必要となるのが、衛生管理者であり本気で衛生管理者が役割を取り組めば自ずと健康経営に繋がると言うわけです。

衛生管理者によるメンタルヘルス対策

衛生管理者によるメンタルヘルス対策
健康経営において、衛生管理者によるメンタルヘルス対策は重要な施策です。

なぜなら、メンタルヘルス(心や精神面の健康状態)は社員のパフォーマンスに直結し、不調になると能力を十分に発揮できず生産性は低下します。

メンタルヘルス対策が不十分だと、欠勤・休職・離職などにつながり、最悪の場合、精神障害による裁判や自殺となります。

具体的なメンタルヘルス対策としては、

  • 相談窓口の設置
  • ストレスチェック
  • 産業医面談の促進
  • セルフケア研修の実施
  • ラインケア研修の実施/li>
  • 産業保健の専門スタッフとの連携

などが挙げられますが、より詳しくは『衛生管理者によるメンタルヘルス対策!メンタルヘルスで働きやすい職場へ』で確認して下さいね。

衛生管理者によるメンタルヘルス対策!メンタルヘルスで働きやすい職場へ衛生管理者によるメンタルヘルス対策を紹介!従業員の健康を守る役割を担う衛生管理者ですが、近年はメンタルヘルスによる健康障害が増えているので衛生管理者もメンタルヘルスのことを知ることでより高度な衛生管理業務が行えます。...

職場に衛生管理者を増やしましょう

職場に衛生管理者を増やしましょう
衛生管理者の必要性が分かったところで、衛生管理者資格を取得している社員数を確認してみましょう。

衛生管理者資格を取得している社員が、必要最低限しかいない事業場があることに気が付きます。

そこで職場に衛生管理者を増やしていきましょう!選任している衛生管理者の離職や退職で、代理の衛生管理者が選任できないリスクに備えましょう。

次の表のとおり、事業場の規模ごとに衛生管理者の数は異なりますが、あくまで必要最低限の人数です。

事業場の規模 (常時使用する労働者数 ) 衛生管理者の数
50人~200人 1人
201人~500人 2人
501人~1,000人 3人
1,001人~2,000人 4人
2,001人~3,000人 5人
3,001人~ 6人

積極的に職場に衛生管理者を増やし、メンタルヘルス対策などを通じて健康経営、社員の生産性向上を目指していきましょう。

衛生管理者の効率的な勉強方法については『衛生管理者試験の効率的な勉強方法!こうやって勉強すれば合格できる』で紹介!衛生管理者を受験する社員に周知し効率的に衛生管理者を取得させていきましょう。

衛生管理者試験の効率的な勉強方法!こうやって勉強すれば合格できる衛生管理者試験の効率的な勉強方法を紹介。どんな資格試験にも言えますが効率的な勉強方法は、衛生管理者の試験内容を知ることから始め、勉強ボリュームを分析し、勉強計画を立てて、役立つ勉強のツールを探すことです。...

衛生管理者の必要性について【まとめ】

衛生管理者は、会社経営の根幹となる職務なので必要性しかありません。

  • 企業価値の向上
  • 社員の生産性向上
  • コンプライアンス順守

衛生管理者の必要性を疑ったら、あなたの思料の浅さを感じよりよい会社作りを目指しましょう。