衛生管理者の受験資格がない場合、裏技使って正式に受験資格を得る方法を紹介!
- 衛生管理者の受験資格について
- 受験資格がないは思い違いの可能性あり
- 衛生管理者受験資格の経験年数について
衛生管理者の受験資格がない場合の対処法
衛生管理者の受験資格に求められる実務経験は、『清掃』でOK!それでも受験資格がないですか。
衛生管理者の受験資格について、あなたの認識違いを変えていきますね。
衛生管理者の受験資格の条件
衛生管理者の受験資格は、実務経験年数があるかないかで判断されます。
衛生管理者の受験資格である実務経験には13種類の業務があり
- 健康診断実施に必要な事項または結果の処理の業務
- 作業環境の測定等作業環境の衛生上の調査の業務
- 作業条件、施設等の衛生上の改善の業務
- 労働衛生保護具、救命用具等の点検および整備の業務
- 衛生教育の企画、実施等に関する業務
- 労働衛生統計の作成に関する業務
- 看護師又は准看護師の業務
- 労働衛生関係の作業主任者としての業務
- 労働衛生関係の試験研究機関における労働衛生関係の試験
- 自衛隊の衛生担当者、衛生隊員の業務
- 保健衛生に関する業務
- 保健所職員のうち、試験研究に従事する者の業務
- 建築物環境衛生管理技術者の業務
衛生管理者の受験資格を持つ人は、総務・労務部等で衛生管理の業務に携わる人が多いのが現状です。
しかし「具体的にこの業務」しか受験資格として認められないというものではなく、平たく言えば「大雑把にこんな業務」に従事していたら受験資格に認められると言うものです。
例えば、「作業条件、施設等の衛生上の改善の業務」の項目には、幅広い職種が当てはまります。
- 事務所の清掃
- 給湯室の清掃・衛生管理
- デスク周辺の整理整頓
- 室内の照明調節
- 制服の洗濯
など普段行っている業務も、柔軟に考えれば衛生管理者の受験資格業務に該当します。
あなたも衛生管理者の受験資格に該当する業務を絶対に行っているはずです。
衛生管理者の受験資格は事業者が証明
衛生管理者の受験資格は、事業場代表者(社長、人事・総務部長、拠点長など)が証明することで認められます。
裏技ではありませんが、衛生管理者の受験資格があるか?ないか?は、あなたの会社が判断します。
衛生管理者の受験資格がない!勤務年数はどうしようもない
衛生管理者の受験資格である経験年数は、最終学歴に応じて変わっていきます。
衛生管理者の受験資格は、あなたの会社が判断します!しかし勤務年数以上の経験年数を、会社が証明し認めてくれるのは難しいでしょう。
最終学歴に応じた受験資格の経験年数
衛生管理者の経験年数は、下記の表の通りとなります。
最終学歴 | 実務経験年数 |
---|---|
大学 | 1年 |
短大 | 1年 |
専門学校 | 1年 |
高校 | 3年 |
中学 | 10年 |
衛生管理者の受験資格要件には、細かい職歴・学歴について記載されていますので表に該当しない場合は、『安全衛生技術試験協会のHP』をご覧ください。
- 旧専修訓練課程の普通職業訓練を修了した者
- 外国において、学校教育の課程を修了した者
- 特別支援学校の高等部を卒業した者
などの記載が13項目に分かれて記載されており、衛生管理者の受験資格の経験年数も変わってきます。
勤務年数が10年以上あれば受験資格あり
衛生管理者試験は、最終学歴に関係なく実務経験が10年以上であれば受験資格を得ることができるんです。
って方も実務経験が10年以上であれば衛生管理者を受験することが可能です。
今まで『受験資格がない』と諦めていた人もぜひ衛生管理者を目指してみてはいかがでしょうか。
衛生管理者のおすすめ勉強法
衛生管理者試験を目指そうと思った方に、おすすめの勉強方法を紹介!
- 衛生管理者の試験内容を把握する
- 勉強時間を確保する
- 勉強ツールとして参考書と動画を活用
この3つが、衛生管理者に合格出来たポイントになります。
衛生管理者の勉強方法について、『衛生管理者試験の効率的な勉強方法!こうやって勉強すれば合格できる』で詳しく説明しているので興味がありましたご覧下さい。
衛生管理者の受験資格がない【まとめ】
衛生管理者の受験資格は、実務経験年数があるかないかで判断されます。
経験年数は、最終学歴に応じて1年~10年で受験資格を得られる。
最終学歴 | 実務経験年数 |
---|---|
大学 | 1年 |
短大 | 1年 |
専門学校 | 1年 |
高校 | 3年 |
中学 | 10年 |
実務経験は、普段行っている業務も対象になるので『受験資格がない』なんて深く考えなくて大丈夫
- 事務所の清掃
- 給湯室の清掃・衛生管理
- デスク周辺の整理整頓
- 室内の照明調節
- 制服の洗濯
これが衛生管理者の受験資格の要件となります。