高卒が衛生管理者試験を受験する条件!受験資格について解説します
衛生管理者の受験資格!高卒は実務経験3年以上
衛生管理者試験は、高卒の場合「3年以上の実務経験」があれば受験できます。
「3年以上の実務経験」と言われても、ピンと来ないと思いますので
- 実務経験って何?
- 受験資格はどうすれば満たせるの?
これらを具体的に紹介していきます。
衛生管理者試験の受験資格|実務経験って何?
衛生管理者試験を受験するために必要な実務経験には、13種類の抽象的な実務内容があります。
- 健康診断実施に必要な事項または結果の処理の業務
- 作業環境の測定等作業環境の衛生上の調査の業務
- 作業条件、施設等の衛生上の改善の業務
- 労働衛生保護具、救命用具等の点検および整備の業務
- 衛生教育の企画、実施等に関する業務
- 労働衛生統計の作成に関する業務
- 看護師又は准看護師の業務
- 労働衛生関係の作業主任者としての業務
- 労働衛生関係の試験研究機関における労働衛生関係の試験
- 自衛隊の衛生担当者、衛生隊員の業務
- 保健衛生に関する業務
- 保健所職員のうち、試験研究に従事する者の業務
- 建築物環境衛生管理技術者の業務
これらのうち一つでも業務に従事していれば「衛生管理者の実務経験がある」といえます。
より具体的&誰でもやっていそうな実務として「3.作業条件、施設等の衛生上の改善の業務」は
- 事務所の清掃
- 室内の照明調節
- デスク周辺の整理整頓
が含まれます。
衛生管理者の受験資格|実務年数って何?
衛生管理者試験受験には、最終学歴ごとに求められる実務経験年数が違います。
最終学歴 | 実務経験年数 |
---|---|
大学(大卒) | 1年 |
短大(短大卒) | 1年 |
高等専門学校 | 1年 |
専門学校(専門卒) | 1年 |
高校(高卒) | 3年 |
中学(中卒) | 10年 |
高卒であれば実務経験3年が必要です。
実務内容は「室内の照明調節、デスク周辺の整理整頓」が含まれるので『実務経験=勤続年数』と考えてOK。
衛生管理者の受験資格について『衛生管理者の受験資格がない!裏技使って正式に受験資格を得る方法』に詳しく説明していますので、高卒以外の場合の受験資格が知りたければ見て下さいね。
高卒が衛生管理者の受験資格を満たして受験する場合
高卒でも実務経験・受験資格ともに満たせば、衛生管理者試験を受験できます。
しかし、受験資格は比較的簡単に手に入りますが、試験自体は簡単ではありませんのでご注意ください。
合格率は平均45%前後であり、一般的には100時間の勉強時間が必要
不合格にならないよう、正しい勉強方法で衛生管理者を取り組む必要があります。
高卒の衛生管理者のおすすめ勉強法
衛生管理者試験の正しい勉強法は、オンライン講座を使って衛生管理者の本質的な部分を効率的に学習すること!
くれぐれも一昔の勉強法である、過去問だけの勉強だと近年の出題傾向が変わった衛生管理者試験の本質的問題に対応できず不合格になります。
第一種衛生管理者はなんとか合格。合格率40%と聞くと油断してしまうが、過去問だけやって本番は危険。新傾向はもちろん、変形問題に全く対応できなかったから、結果発表までの1週間は気が気じゃなかった。
— 科学者ロボ (@turkey_xxx) May 27, 2021
間違った過去問だけの勉強を行った受験者の合否が知りたければ『衛生管理者試験が変わった!過去問だけやっていると問題解けない』で詳しく記載しています。
衛生管理者試験におすすめのオンライン講座
オンライン講座の中で最もおすすめしたいのが『アガルート』です。
アガルートをおすすめする理由は大きく3つあります。
- 講義動画が語り口調で記憶に残る
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アガルートのオンライン講座について『アガルートの衛生管理者講座を受講してみた!評判・口コミの信憑性を検証』に詳しく書いていますので興味があれば閲覧下さい。
衛生管理者の高卒の受験資格について【まとめ】
高卒でも衛生管理の実務経験が3年以上あれば、衛生管理者試験の受験資格あり。
ちなみに実務経験とは、社会人ならやっているであろう一般的なことなので身構えなくてOK
- 事務所の清掃
- 室内の照明調節
- デスク周辺の整理整頓