過去問と違う出題が多くなった衛生管理者試験に合格できる勉強法を紹介します!「過去問と違う」と嘆かず対策して衛生管理者試験に挑みましょう。
衛生管理者試験が過去問と違う出題が多くなった背景
衛生管理者試験が過去問と違う出題が多くなった背景は2つあります。
- 認識している過去問が過去問じゃない
- 衛生管理者試験に求められる責任の変化
この背景を認識することで、あなたの衛生管理者試験の認識を変えて新たに勉強をすることができるでしょう。
衛生管理者試験の過去問と思っている問題が過去問じゃない
あなたが認識している衛生管理者試験の過去問は、全体の問題数の20%にも達してません。
衛生管理者試験の過去問って、何を持って過去問と認識していますか?
ではないでしょうか?
年間100回近く開催される衛生管理者試験で、2回分のみ試験問題が公表されます!5年分過去問があったとしても10回分(10%)しかないのです。
また衛生管理者試験では、試験問題を持ち帰ることができないので過去問題の内容が流出しないのです!
そんな少ない過去問情報しかない中、勉強して衛生管理者試験に挑めば「過去問と違う」と言う認識に陥るのは当たり前です。
ちなみに衛生管理者試験は半年間同じ問題が出題されるなんて言う噂がありますが真意について、『衛生管理者は半年間、同じ問題が出題されるのか考察!衛生管理者に合格したい』で紹介しております。
衛生管理者試験の重要度が増して難化している
近年メンタルヘルス・CSR(健康経営)など企業における労働衛生の責任が増しています。
企業における労働衛生の責任が増すと言うことは、労働衛生の責任者である衛生管理者の責任が増すと言うことです。
そうすると所管している厚生労働省も衛生管理者試験を簡単に合格させる訳にもいかず試験を難化させて衛生管理者取得者の知識量を上げようとしているのです。
実際に、衛生管理者試験の合格率が2015年から10%も大幅に下がっております。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2022年 | 68,066人 | 31,207人 | 45.8% |
2021年 | 68,210人 | 29,113人 | 42.7% |
2020年 | 43,157人 | 18,916人 | 43.8% |
2019年 | 68,498人 | 32,026人 | 46.8% |
2018年 | 67,080人 | 29,631人 | 44.2% |
2017年 | 65,821人 | 29,636人 | 45.0% |
2016年 | 61,500人 | 28,003人 | 45.5% |
2015年 | 55,129人 | 30,587人 | 55.5% |
2014年 | 53,111人 | 29,922人 | 56.3% |
合格率が実際に10%も下がっていると言うことは、衛生管理者試験が難化していることが事実であり。
衛生管理者試験を難化させる方法として、公表されている過去問と違う出題をしていることが考えられます。
過去問と違う問題が出ても合格できる勉強法
過去問と違う問題が出ても合格できる勉強法は、衛生に関する根本知識を学ぶことです。
- 過去問集からではなく参考書から勉強する
- 過去問で出題された周辺内容を学ぶ
- インプットとアウトプットを繰り返す
最小限の勉強で衛生管理者試験に合格したく過去問だけで勉強していると、近年の過去問と違う出題の多い衛生管理者試験には合格できません!
少し勉強効率が悪くても衛生管理者試験の合格には、根本的な衛生に関する知識を学んでいく必要ある
過去問集からではなく参考書から勉強する
衛生管理者試験の勉強は、参考書から読んで衛生の知識を学ぶことから始めましょう。
- 重要なのはスピード!参考書を早く読み切ること(速読)
- 暗記する必要はなし!書いてあることの確認だけ
- 読まなくてOK!文字に目を通すだけ
参考書の1周目は、文字に目を通しどんなことがどこに書かれているのかだけ分かればOK!出来れば1,2日で終わらせてしまいましょう。
おすすめの参考書は『【最新版】第一種衛生管理者試験のおすすめテキスト!あなたにピッタリのテキストが見つかる』で紹介しております。
過去問で出題された周辺内容を学ぶ
過去問をやり解答を確認し解説を読み、参考書で出題項目を読み直す。
過去問をすることで、衛生管理者試験の出題傾向が分かります。
- こんな感じで出題されるんだ
- 参考書のここが出題された
- 参考書のどの項目から出題が多い
過去問で勉強すると分かるのは、出題された選択肢だけです。それでは、勉強した過去問と違う問題が出題されると手も足も出ません。
だから過去問からどんな項目の問題が出題されているか確認し、参考書で出題項目の知識を得ることで衛生管理者試験で過去問と違う問題が出ても対応ができるようになってきます。
インプットとアウトプットを繰り返す
勉強するのにインプットするのは当たり前ですが、アウトプットすることで記憶の定着化が図れます。
具体的な勉強法を紹介するので勉強法の参考にして下さい。
- 過去問をやる
- 解答を確認し、解説を音読する
- 参考書を音読する
- 過去問の「問題」「選択肢」を思い出す
資格の試験勉強をする時は『音読』したり『思い出』したりと、アウトプットも一緒にできる方法で勉強しています。
万人に正しい勉強方法(記憶法)はありません!あなたに合った勉強方法を探してみて下さい。
あなたの認知特性に合ったインプット方法を確認し、効率よい勉強法を考えてみる。『あなたに合った衛生管理者試験の勉強方法!自身の認知特性を分析する』を参考にして認知特性を確認して下さい。
過去問と違う衛生管理者試験の効率的な勉強ツール
過去問と違う衛生管理者試験に合格する為の効率的な勉強法は、オンライン講座を使うことです。
- 場所・時間を問わず勉強できる
- 勉強進捗がシステムで管理される
- 動画教材で視聴覚でインプット
独学で書籍やYouTubeなどで勉強するのも良いですが、効率的に勉強するとなるとオンライン講座がおすすめです。
特に衛生管理者試験で過去問と違う出題で不合格になったのであれば、今までと違った勉強法を取り入れることが合格に近づく一歩になります。
何社かオンライン講座を開講していますがおすすめのオンライン講座は『【最新版】おすすめのオンライン講座ランキング【受からない方向け】】で紹介しているので参考にしてみて下さい。
過去問と違う衛生管理者試験の勉強法【まとめ】
参考書で勉強すると、衛生管理者試験で過去問と違う出題がされても対応ができるので合格することができます。
まずは衛生管理者試験の内容が正しく学べる参考書を選ぶことから始めましょう。
あなたに、おすすめの参考書は『【最新版】第一種衛生管理者試験のおすすめ参考書!あなたにピッタリの参考書が見つかる』で紹介していますので参考にしてみて下さい。