衛生管理者で見たことない問題が出題された場合の対策を紹介!
衛生管理者試験の見たことない問題の対策法
衛生管理者試験は、過去問で見たことない問題が多くなり2016年度以降合格率が下がっています。
見たことない問題とは、過去問題の内容を変えた変形問題のことです。
衛生管理者試験問題の意図や背景をしっかり理解しなければ、見たことない問題は解けません。合格するには、衛生管理者としての知識をしっかりと身に付けることが必要となります。
今回は、衛生管理者の勉強を進めていくうえで大切な
を説明していきます。
衛生管理者試験中に見たことない問題が出たら鉛筆回せ
衛生管理者試験中に見たことない問題が出たら、鉛筆を回しましょう。
おかしなことを言っているように聞こえるかもしれませんが、見たことない問題にはこれが最善の方法です。
見たことない問題を一生懸命考えたところで答えは閃きません
2016年度以降、衛生管理者試験では見たことない問題が出題されることが多くなりました。
そのため衛生管理者試験の合格率は下がっており、2021年と2014年とでは合格率に約14ポイントもの差があります。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2021年 | 68,210人 | 29,113人 | 42.7% |
2020年 | 43,157人 | 18,916人 | 43.8% |
2019年 | 68,498人 | 32,026人 | 46.8% |
2018年 | 67,080人 | 29,631人 | 44.2% |
2017年 | 65,821人 | 29,636人 | 45.0% |
2016年 | 61,500人 | 28,003人 | 45.5% |
2015年 | 55,129人 | 30,587人 | 55.5% |
2014年 | 53,111人 | 29,922人 | 56.3% |
過去問の勉強だけで試験に臨むという勉強法では、衛生管理者としての知識を理解したということにはなりませんので、見たことない問題を一生懸命考えたところで答えは導き出せません。
つまり、鉛筆を回して当てずっぽうで回答することと変わらないということです。
衛生管理者試験で見たことない問題が出るのは勉強不足
衛生管理者試験で見たことない問題が出るということは、勉強不足の証です。
衛生管理者試験は、『労働生理』『労働衛生』『関係法令』を学ぶ必要があり学習範囲がとても広い国家資格と言えます。
試験当日から逆算して、学習計画を立てる必要があります。勉強時間の目安は、下記の通りです。
衛生管理者としての知識をしっかりと習得することが衛生管理者の合格への近道となります。
衛生管理者を過去問で勉強すると言う愚策
衛生管理者試験に合格するために過去問だけで勉強するのは止めましょう!
近年の合格率が低下している理由は、過去問で見たことない問題が出題されているからと説明しました。
過去問を繰り返し勉強するだけでは、出題傾向が変わった衛生管理者試験の問題を解くことができません。
過去問をほぼ完璧に覚えた受験生が衛生管理者試験に合格できたか『衛生管理者試験が変わった!過去問だけやっていると問題解けない』で公開しています。
衛生管理者で見たことない問題を少なくする勉強法
衛生管理者で見たことない問題を少なくする勉強法は、過去問から出題範囲を確認して動画・参考書で問題の意図や背景をしっかりと理解していく方法です。
そんな衛生管理者の勉強に取り入れたいのがオンライン講座です。
オンライン講座であればスマホを使い『通勤電車の移動中』『就寝前の数分間』など限られた時間の中で計画的に効率的に勉強ができます。
初学者向けのオンライン講座ランキングを『【最新版】おすすめのオンライン講座ランキング【初学者向け】』ランキング基準と共に公開しているので参考にして下さい。
衛生管理者で見たことない問題が出た場合【まとめ】
衛生管理者試験で見たことない問題が出たら、諦めて次の問題に来ましょう。
見たことない問題をいくら考えていても閃きはありません。それなら次の問題を解いて早く帰宅することを考えましょう。
衛生管理者の試験時間は、3時間と長いので途中退場について『衛生管理者試験は途中退出可能!回答を見直したら途中退出しましょ』を参考にして下さい。
試験最後まで試験会場に残っていても『試験問題の持ち帰りが出来るわけじゃない』しメリットがある訳じゃないので試験が終わったら早めに帰りましょう。